2024年1月に公開し、全国東宝系で大ヒット上映された映画『ゴールデンカムイ』
興行収入は27.8億円、観客動員数188万人を突破しました(2024年3月12日時点)。
原作は北海道出身の漫画家・野田サトルによる大人気コミックス。厳しい北海道の大自然を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡って繰り広げられる冒険サバイバル・バトルアクションです。
作品のメイン舞台が”北海道”ということで、地元の放送局である、HBCも制作に協力。HBCの「Sitakke」では、原作を含めた 『ゴールデンカムイ』に関連するモノや場所”を巡る旅を不定期でレポートしています。
作品の物語が始まるきっかけになるのが、北海道の川で採れる「砂金」。
映画の舞台である明治時代には川でたくさんの砂金が採れたそうですが、実は現在でも川で砂金が採れる場所があるんです。
ゴールデンウィークから砂金掘り体験が開始されたということで、これまで、10箇所以上の“聖地”を訪れてきた、「ゴールデンカムイ」の大ファンである筆者(カンベアキラ)が、早速取材に行ってきました!
体験ができるのは大樹町の歴舟(れきふね)川です。
帯広駅から車で約1時間の「カムイコタン公園」のすぐそば。キャンプ場もあります。
映画「ゴールデンカムイ」では、大樹町のインストラクターが「ゆり板」の使い方などの技術指導をしたのだそうです。
インストラクターのガイド付き体験と道具のレンタルのみの体験がありますが、初めての方はガイド付きがおすすめ。自分では見落としてしまうような小さな砂金の粒も、
インストラクターが一緒なら見つけてくれます。
自分一人だと1粒も見つからないこともありますが、インストラクターが一緒なら見つかる可能性がぐんと上がるのだそう。
ガイド付きの体験は1週間前までに大樹町のウェブサイトから申し込み書をダウンロードし、メールかファックスで送る必要があります。ガイド1名で10人まで体験可能。
道具のレンタルのみの場合は、「道の駅コスモール大樹」のレジカウンターで受付してくれますよ(事前予約不要)。川に入るので長靴が必要ですが、レンタルはできないので持参してください。夏はサンダルでも可能です(ビーチサンダルなど、脱げやすいものは不可)。ズボンや靴下も濡れるので、着替えを持っておくと良いでしょう。
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