2024.04.30

暮らす

地震発生時、小さな子ども2人を連れて避難するなら……準備しておくべきことは?|元自衛隊員が描く“こころの防災”#番外編②

防災リュックの中身は?

ヤマモトさんは、リュック内に入れておくといい防災用品について、今回の想定状況を例に挙げながら、次のように提案します。

<食料・飲料>
・水筒
・おやつ袋
・お弁当用カトラリー
・レトルト非常食3人分

寒さの厳しい北海道では、避難所の冷え込みが想定されるため、水筒は保温できるタイプを用意。「避難所でお湯がもらえたり、在宅避難でもお湯を沸かしたとき、保温できる水筒だと温かい味噌汁やスープを作ることができ、便利です」と話します。

レトルト非常食は、家庭によって必要な量・持ち運べる量は変わりますが、ヤマモトさんの場合は重さを考えて3人分×2食分を入れています。

<体を温めるもの>
・ダウンジャケット
・使い捨てカイロ

<便利グッズ>
・布ガムテープ
・キャンプ用ロープ
・エコバックと風呂敷

<生理・衛生用品>
・衛生用品ポーチ
・女性用サニタリー用品
・大人用サイズのオムツ袋(子どものオムツのほか、使用済みの生理用品やゴミを入れるのに便利)
・ゴミ袋
・フタ付きおしりふき
・子どもの下着とオムツ
・シートマスク、個包装のスキンケアセット

<その他>
・重要書類セット
・防災マニュアル本と、“お守り本”
・抱っこ紐

ヤマモトさんの場合はリュックを背負って、子ども1人を抱っこして、もう1人と手をつないで避難するので、両手がふさがらないように抱っこ紐も必要です。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X