2024.03.25

深める

大勢の飲み会が苦手なんです…楽しむコツはありますか?【お悩み#58】

とはいえプライベートはもちろん、仕事が絡んでくる外せない酒宴も職種によってはあったりするでしょうから、ではここで一刀両断「じゃ、行かなきゃいいんじゃない?」という安直な答えを提示しちゃうのは、おそらく違う気がするのよねぇ。

もしそんなストレートな方法で解決!ってなるんだったら、トロロさん自身、このコーナーの応募フォームに自分のモヤモヤを、わざわざ送ってくることなんてしなかろうし。

ふぅむ、難しいなぁ。

でもそうよねぇ。コロナ禍の最中って色々大変だったけれど、その一方で、人間関係にまつわるそれまでのわずらわしい習慣をみんなが見直して改善したり、不必要なものをさらっと遠ざけたりするきっかけを作ってもくれたよね。

コンビニやスーパーで釣り銭機の導入が進んだり(手渡しが基本の時代があったなんて、知らない世代ももしかしたら今後出てくるんじゃないかしら)、
在宅ワークという働き方の新しい選択肢が確立したり(Zoomやらなんやら、リモートできる技術をもうみんな当たり前に使いこなしてるもんね。「嵐だろうと出社!」みたいなかつての社会の雰囲気、今はもう無いよなぁ)。

飲み会への参加が「そりゃ当然でしょ?」って義務寄りの状況から、自主性重視のものにゆるやかに変わっていったのも、きっとそのひとつ。
これって、悪くない変化よね。

イメージ

ただ、その変化の裏で失われた知恵や知識っていうのも、どうやらあるみたい。飲みという「社交の場」での振る舞い方は、あたしの直感ではその典型例。
だってさ、大学の新歓とかを経験しないまま、お酒の飲み方なんて一切知ることなく社会に出ましたって子、今や二十歳そこそこぐらいの年齢層にゴロゴロいるじゃない?

そういう若人たちがうちの店に来たりすると、バーでの楽しみ方やマナーといった、飲みの「いろは」から教えてあげることにもなったりするんだよね。これ結構あるあるなの。

もしかしてトロロさんも年齢層的に、その世代だったりするのかなぁ。だとしたら、そりゃあ飲み会はしんどかろうし、振る舞い方に困って当然よねぇ。
逆を言えば、あなたは「これから」が大切な人なのかも。飲みという「コミュニケーション」について今後学び、それを深めていくことができる。ある意味のびしろしか無いとも言えるんじゃないかしら。

うぅん、トロロさんの成長に、ちょっとでも資することが伝えられたらなぁ!というか、こりゃ伝えなきゃ……!
誰かのこれからに、少なからぬ影響を与えるような内容になるかもしれないと思うと、キーボードを走らせる両手にも余計な力が入ってしまう、飲み屋務めのわたくしだったのでした。笑

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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