2024.03.07
出かける自家製ハムが美味しいのはもちろんなんですが、中の野菜が全部美味しいんです!
「レタスじゃ面白くないから、それ以外のものを自分で八百屋で選んで仕入れてくるんです。夏になれば、実家の畑の野菜も登場しますよ」とのこと。
メインが美味しいのは当然だけど、わき役になってしまいそうな野菜までちゃんと美味しいと、一気にテンションが上がります^^
そうそう、入口の黒板を見て気になっていたのですが、オオカミウオとかゲンゲなど、あまり聞いたことのない食材名があったのですが、これは全て北海道の珍魚なのだそうです。
「温暖化もあって、北海道で水揚げされる魚も年々変わってきていて、食べなれていない魚も時々揚がるのですが、あえてそれを調理してお出ししています」と、友澤さん。
こちらはゲンゲのカツレツ。
実は友澤さんは、20代の時にベトナムのホテルで駐在員を相手とした料理人をされていたそうで、その時、様々な国の料理、そして東シナ海であがる豊富な種類の魚を調理する経験をされたそうです。
「実はヨーロッパには行ったことがないのですが、ベトナムはフランス領でしたので、西洋料理が身近でした。そしてバカンス時期には世界の食通が集まるバンコクへ行き、色々な料理を食べ歩きしたんです」
なんと!!だから、西洋料理の知識もあって、魚料理にも精通していて、時々アジア料理だったのですね!
ギンポウのソテー サフランスープ仕立て。
料理自体もワクワクするものばかりですが、何より友澤さんのお話が面白い!!
『当店の7,8割はソロ飲みの女性。飲みというより食べる方がメインの人が多いかな・笑。しかも平均年齢が少し高めなんです。実は札幌に戻ってきてからも、地元の飲食店のことを色々知りたくて、32軒ほどのお店で調理を経験してきました』
これは・・・通ってもっと色々お話聞きたくなります(≧▽≦)
「もちろん、お客様がお一人でゆっくりされたい場合は、こちらからむやみにはお声がけしませんので、ご安心を」とのこと。
この距離感だからこそ、その辺りのバランスを考えて下さるもの嬉しい限り^^
話しが盛り上がって、本当に美味しいニンジンのラぺの作り方まで教えていただきました!
ちょこっと味見させていただきましたが、これがまた飲まさる味でして・・・
とりあえず、またゆっくり行かせていただきます(笑)
〇カウンターのみで、お客様の7,8割が女性のソロ飲み(食べる方が割合高め)
〇店主・友澤さんの引き出しが多くて、お話しが面白い
〇年齢層が高めなので、外食慣れされている方が多く、自分のペースで楽しめる雰囲気
【料理屋 PEQUEÑA COCINA RHINO】
札幌市中央区南4条西3丁目第2Gビル6階
電話番号 011-211-8824
営業時間 平日17:00〜24:00
土 15:00〜24:00
日祝15:00~21:00
定休日 不定休(SNSで確認)
チャージ 500円、禁煙
※2024年2月取材当時の情報です。最新の情報は公式HP等でご確認ください。
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文・写真:オサナイミカ(一部、先方提供)
Edit:ナベ子 (Sitakke編集部)
【ライター:オサナイミカ PROFILE】
札幌生まれ・札幌育ちの、アルコールをこよなく愛するアラフィフ、中学生の息子の母。(株)リクルートが発行する情報誌生活情報サンロクマル(現Hot Pepper)の営業を経て、 2007年よりWEB情報サイトSapporo100milesの編集長として15年間、札幌や北海道の食と観光の情報を 【オサナイミカのつぶやき】で綴り続け、2022年11月からは SAPPORO YARDにて、【オサナイミカが行く!】をスタートしている。