パールのお母さんぶりも、とても初産とは思えないほどしっかりしているといいます。
ゾウ飼育専門家のアランさんは「辞書で『ゾウの母親とは』と引いたらパールと出てくる」と話すほど!
そして、健康チェックなどを行うエリアも、パールが飼育員を信頼し、安心できているからこそ、タオも「何か楽しいことがある場所」とすでに認識しているようです。
パールの足の爪のチェックをする間も、タオは参加したくて仕方ありません。
ゾウの赤ちゃんは、みんな、好奇心旺盛で遊ぶのが大好き!
タオはお母さんのパールの真似がとっても上手です。
木の枝を折って皮を食べるパールを見ると、一生懸命タオも枝と格闘。
パールと一緒に泥浴びを始めると、転がりまわって全身で楽しみます。
産まれて3か月がたち、少しずつ「個性」も出てきたようですよ。
例えば、トレーニングエリアへ向かうとき…
赤ちゃんゾウは、扉が動くと興味をもって走り出してしまい、危険なこともあるそうですが、タオはちがいます。
扉が開き始めると、振り向いて確認はしますが、開ききるまでパールのそばできちんと待っているんです。
意外と慎重派?
お母さんのパールがとても頭がよく、慎重な一面を持っているので、似ているのかもしれませんね。
ちなみに、体の方は、足がすらっと長いところが、お父さんのシーシュに似ているんだとか!
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