2023.10.26
暮らす北海道内で、クマの出没や被害が相次いでいます。
10月16日、深川市の畑にクマ1頭がいるのが目撃されました。
その後、JRの線路を渡って南側にある、北海道の合同庁舎でも、玄関から出た職員がクマを目撃して「目の前にクマがいた」と通報しました。
10月13日には、釧路市で、川釣りに出かけていた男性がクマに襲われ、肩の開放骨折などの重傷を負いました。男性を襲ったクマは、子どもを1頭連れていました。
相次ぐ出没、ばったり出会うと、命にもかかわる事故になりかねません。
クマが住宅地に出没することや、人を攻撃することには、いくつかの理由があります。
その理由に向き合うと、私たちひとり一人にできる対策が見えてきます。
連載「クマさん、ここまでよ」
北海道とHBCは、2023年11月3日(金・祝)、札幌の地下歩行空間で、「ヒグマフェス2023」を開催します。
専門家の監修のもと、「クマに出会わないためにできること」や、「クマに出会ったらどうするか」など、ひとり一人にできるクマ対策や、道内の先進事例を紹介します。
学べる内容や、見どころをお伝えします。
じっくり学べるコーナーも、お出かけ前後のヒマつぶしにふらっと寄れるコーナーもご用意しています。
【ヒグマフェス2023】
・11月3日(金・祝)10:00~18:00
・札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)北3条交差点広場
・無料、入退場自由
たとえば、「HAMBURGER BOYS」が身近なギモンを専門家に投げかけ、クマ対策を前向きに学んでいくコーナー。
そして、専門家と、知床のホテルの従業員、クマ対策の学生グループが、それぞれの立場で考えるクマ対策のパネルディスカッション。
さらに、かつてクマの出没が毎晩のように続いたものの、今や道内でも対策の「先進地」になった村の住民が、教訓をお伝えするステージ。
クイズでクマ対策を学ぶステージでは、挑戦してくれた方にちょっとした参加賞、正解数がもっとも多かった方にはさらにプレゼントもお渡しします。
HBCアナウンサーによる、写真絵本「世界遺産知床の自然と人とヒグマの暮らし」の朗読も。(少年写真新聞社/写真:伊藤彰浩/文:伊藤かおり)
知床の写真家が撮りためた貴重な写真をスクリーンに映し出しながらの朗読です。
子どもも、大人も楽しんでいただける内容の写真絵本です。
あなたや大切な人の、命と暮らしを守るために、何ができるか?
全道各地のマチやヒトの知恵を、ぎゅぎゅっと集めてご紹介します。
ステージのプログラムは、ホームページからご確認ください。