北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年3月20日〜24日ピックアップ分)
3月31日(金)午前9時55分から、HBCテレビにて(北海道ローカルの放送なのですが)ネイチャードキュメント「タンチョウの居る村〜写真家・和田正宏のまなざし」が放送されます。管理人が、撮影・編集・演出した30分の番組です、もしよろしければご覧下さい。
毎年「春分の日」のあたりに、エゾモモンガのメスをめぐり、複数のオスが奪い合いを繰り広げるエゾモモンガの〝恋の季節〟(通称:モモンガまつり)が、例年より1週間以上早く、ほぼ終わっってしまったようです。なので「もう、終わっちゃったのかなあ」とつぶやきながら、森を歩くカメラマンが続出、私もそのひとりでした…。
この春は何事も、すべて1週間くらい早い気がします。4月20日すぎには、札幌周辺の桜も咲いちゃうかも?ですねー(個人の感想です)
シマエナガちゃんがくわえているのは、おそらく苔でしょう。巣作りが始まったのですね。苔や、クモの糸、鳥の羽、動物の毛などを複雑にからませて、ニット帽のように伸び縮みして、しかも、木の色にそっくりな巣を作ります。器用に巣を作ることから、巧婦鳥(たくみどり)と呼ばれることもあるそう。それでもカラスに見つかってしまい、8割くらいが壊されちゃって、また作り直すことになってしまうのですが。
エゾヤチネズミですねー、こんなふうに立っている姿は、とっても珍しいですね。胸元にそろえた手が、たまらなくかわいいですね、カメラ目線もバッチリ!先日、モモンガまつりを期待して出かけた森で、お目当てのモモンガがまったく現れてくれず(先にも書いたのですが「モモンガまつり」はもう終わってしまっていた)、たくさんのカメラマンが、あっちをウロウロ、こっちをウロウロしておりました。そこに出て来てくれたのが、このエゾヤチネズミちゃん。普段は、見かけてもあまり写真も撮らないっていう方も多いと思われるのですが、この日は違いました。〝超人気者〟レベルで、スゴイ数のカメラマンに、超望遠レンズを向けられてました。で、皆さん口々に「良く見るとかわいいね」だって。
キタイイズナですねー、冬毛の真っ白な姿を見ることができるのは、とっても貴重です。写真では、オコジョにそっくりなのですが、イイズナは、オコジョより、かなり小さいです。カラダは、オトナの人差し指くらい、顔は親指の先くらい。それでいて、ちっともジッとしていてくれないので「きょうの1枚」のような、ブロマイドのような写真はなかなか撮れません。
折れた枝のつけ根が、空洞になっていて、まさしく、ここからモモンガが顔を出してくれたらかわいいのにーっていう場所ですねー。そこから顔を出してくれたのは、大きなウルウル瞳で、口もとのピンクがキュートの、とびっきりかわい子ちゃんです。これはもう、神様からのプレゼントのような1枚!
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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