視聴者からの疑問や悩みを調査するHBC報道部の「もんすけ調査隊」。

今回は番外編、HBC「今日ドキッ!」の30代スタッフからの依頼です。
「札幌のバンクシーと呼ばれている人がいます。どんな人なのか?そして、どの様に雪像を作っているのか?調べてください」

HBCでは、去年2月に、円山公園の謎の雪像を調査・・・

去年2月

札幌の円山公園に突如として現れる!謎の雪像の数々。

ⓒ@163工房

あまりにも神出鬼没なことから、正体不明の芸術家・バンクシーになぞらえて、“札幌のバンクシー”として話題になっています。

ⓒ@163工房

取材の末、なんとか“札幌のバンクシー”を探し当てたのですが…

去年取材したときには、電話でのみの出演。
“札幌のバンクシー”は、「私が作っているのは雪ボーイという名前を付けているが、雪だるまが座っていたりするとかわいいかなと思って作り始めました」と話していました。

ⓒ@163工房

これではどんな人なのかわからない…

そこで今年こそはと、直接会いに行ってみることに!

この日、”札幌のバンクシー”は、円山動物園にいるという情報を入手。

円山動物園と言えば、足が長~いウサギの動画で最近話題になった動物園です。

確かに、ウサギって、こんなに足が長かったのか~……

おっと、本題に戻りましょう。

さっそく園内を捜索してみると・・・作業している人を発見!
「札幌のバンクシーと呼ばれている方?」と突撃してみると…

「呼ばれているようなんですけど・・・」と、控えめな反応。

この人こそが、“札幌のバンクシー”と呼ばれている田中宏美さん。

本業は、グラフィックデザイナーで、アーティストのCDジャケットから販促用トラックまでデザイン、さらにカエルの財布など、カワイイ小物も制作しています。

それにしても、なぜ動物園にいたのか?

3年ぶりの会場開催となった「さっぽろ雪まつり」に合わせて、円山動物園でも冬のイベント「スノーフェスティバル」が開催されていました。
そんな冬を楽しむイベントの一つとして、田中さんも動物の雪像を制作していたのです。

雪像のモチーフは、園内にいる動物たち。
今にも動き出しそうな雪像です!

ユキヒョウは、「ワイルドでありながら、かわいらしい雰囲気」を表現。
柄は、円山動物園で売られている、ゾウのフンから作られた堆肥を使ったといいます。

クマは「一見ちょっとこわいんですけど、とっても優しい顔をしていて愛らしいので、かわいらしい雰囲気を出して作ってみました」と話します。

エゾユキウサギは、「ふっくらとしたかわいらしい雰囲気」に。

雪像を見た子どもは、「かっこいい」「自分たちでは作れないから、すごい」と話していました。

このハイクオリティな雪像は、どのように作っているのか?
なんと、そのテクニックを教えてもらいました!

作り方は、後編の記事でお伝えします。
⇒【「札幌のバンクシー」に聞いた、「雪リス」の作り方!簡単、かわいい雪像づくり

文:HBC報道部・もんすけ調査隊
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は放送時(2023年2月9日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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