寒さが厳しくなるいまごろの季節は、1つの巣穴にたくさんのエゾモモンガが集まって身を寄せ合い、寒さをしのいで暮らします。
多いときには、1つの巣穴に10匹以上ものエゾモモンガが入っていることもあるので、誰かが巣穴に入ろうとしても、違う誰かが巣の入口でまったりとエサを食べていて「そこ、じゃまだよー」などちょっとした〝もめごと〟になったりなど、モモンガウォッチャーにとっては楽しい季節です。
そんなエゾモモンガたちのかわいい姿を、 Youtube「北海道かわいい動物チャンネル」 に、「エゾモモンガの一コマ」と言うタイトルで、10の動画をアップしました、どうぞご覧下さい。
さて今週も、インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年2月6日〜10日ピックアップ分)
巣穴から顔を出したエゾモモンガ。ふっかふかな毛並みで、ごきげんに微笑んでくれているようです。
モモンガウォッチングにはピッタリの季節の到来ですが、会うことが出来るのは、日の出前と日の入り後のわずかな時間。
それでも、こんな笑顔(?)と出会えたなら、しばれる森にも通ってしまいますねー。
ビミョーな距離感のふたり…というワケではないのでしょうが…。と思ってしまったのは、シマエナガ達の〝恋の季節〟が、どうやら始まっているようなんです。
冬の間は、家族単位の群れで行動しているシマエナガなのですが、最近はいくつかの群れが入り混じって、より大きな群れを作ってみたり、エサを探さないで女の子ばかり追いかけている男子(想像です)みたいな子がいたりと、あきらかにこれまでとは違う動きをしています。
地域にもよるのでしょうが、このような行動を目にするのは、いつもの年より、1週間ほど早いようです。
もしかしたら、ことしは春が来るのが早いのかも知れませんね。
どんな素晴らしいことが、彼に(彼女に)起こったのでしょう?「神様!ありがとう」っていう感謝を、全身で表現しているかのようなエゾリスさん!
このお写真でわかったのですが、エゾリスの、お腹の白色って、星の形をしているんですね。
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キャプションには、こう書いてありました。「2人の世界でした♡♡ 見つめ合いました(///з///)」と。
こんなかわい子ちゃんと、2人だけで見つめ合うなんて…うらやましすぎますねー!
最近思うのですが、シマエナガがピンとシッポを上げる時って、なにか特別な意味があるんじゃないか?って。
スズメではすでに研究が進んでいて、のけぞるように上体を反らして尾を上げるのは求愛ポーズなのだそうです。(なわばりの進入者を威嚇する時にも見られるそうですが…)いずれもオスがする行動と考えられています。
@taso.aya さんに、オスのシマエナガが求愛行動?それとも侵入者への威嚇?
ん〜ん、どっちだろう?
1列に並んでいたエゾシカたちが、@pikopiko2332 さんに気づいて、いっせいにふり返った瞬間なのでしょうか、まるでEXILEのチューチュートレインのようですねー。この冬も、夜にクルマを運転していて、何度もエゾシカとぶつかりそうになることがありました。
年々、その頻度が高くなっているようにも感じます。
深い雪に弱いエゾシカたちは、雪の少ない場所に群れて暮らしています。
なので、雪深い峠をやっと超えて、やれやれと思っていたら、今度は道路にエゾシカがいっぱい…なんてことも珍しくありません。
本州からいらっしゃってレンタカーで移動を…という方も、どうぞお気をつけ下さい。
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。