北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年1月16日〜20日ピックアップ分)
おそらく朝、ねぐらから給餌場にやって来た2つのつがいが、自分たちの存在を主張して〝鳴き交わし〟をしあっているのでしょう。
吐いた息が、朝日に照らされて、やや赤く染まっています。タンチョウ愛好者の間で〝火を噴く〟と表現される、とっても貴重な瞬間です。
タンチョウは、見た目でオスとメスを区別するのがなかなかむずかしい鳥ですが、〝鳴き交わし〟の時は、まずオスが「カーッ!」とひと声鳴くと、すぐにメスが「コッ、コッ、コッ!」と鳴くので、オスとメスがはっきりとわかります。
このお写真だと、長い息が出ているのがオス、切れ切れに何回かにわかれて息が出ているのがメス。
4羽のうち、いちばん左がオス、左から2番目がメス、その右隣がオス、いちばん右がメスかな?
間違っていたらごめんなさい!
私が知る限りでは、最も立派な樹洞(木にあいた穴)で暮らすエゾフクロウです、季節によっては2羽のときもありますね。
もともと北海道には、このような樹洞があちこちにあって、魚があふれるようにいるような川もあちこちにあって、エゾフクロウやシマフクロウが生きることができました。
すみかになるような大木は切り倒され、川にはダムが作られて魚たちが数を減らし、すみかとエサ場を失ったフクロウたちは、その数を大きく減らしてしまうことになりました。
最近は、人口の巣箱を木にぶら下げるといった対策が行われ、エゾフクロウやシマフクロウの数が、少しずつ増えているようです。
このシマエナガは、一部のシマエナガウォッチャーの間で「パンダちゃん」と呼ばれているそうです。
シマエナガは、生まれてしばらくは、目のまわりが黒っぽいのですが、そんな子どものころの名残りが、この子だけ、まだ残っているのでしょうか?
目のまわりが、少し、パンダ模様ですねー。しかも、2つの目とくちばしが一直線、そんでちょっと〝への字ぐち〟ですね、そこがとってキュート!
パンダちゃん…会ってみたいですねー。
雪が降ったあとに、太陽が顔を出したのでしょうか、キラキラの光の中のエゾリスさんが、かわいいカメラ目線をくれました!
でもこのお写真を撮影したときは、マイナス10度だったそうです。
北海道の冬は寒いけれど、動物たちの生命力を感じさせてくれる季節でもありますねー。
とってもかわいい、エゾモモンガ3段重ねですね。
私もたぶん同じ場所に行って、カメラを構えたのですが、陽が沈んでもなかなか現れず、肉眼ではもう見えなくなる頃に、やっと1匹。1分くらい経って、もう1匹。
2匹が上下に並んで、あともう1匹!と思った瞬間、最初に顔を出した子が、穴から出て、スルスルと木を上り、飛んで行ってしまいました。
その後、残った1匹も再び巣穴に戻ってしまい、この日はおしまいでした。
私はダメでしたが、3段重ねをゲットした方、結構いらっしゃるようです、うらやましいですねー。
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