北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2022年12月12日〜16日ピックアップ分)
すっかり冬の、白い毛並みに変わったエゾオコジョ。
ぬいぐるみのようだったり、ゆるキャラのようだったり、かわいいお写真も多いですが、こちらのお写真には、気高くて、神々しい美しさを感じます。おそらく全神経を研ぎ澄まして獲物を狙っているのでしょう、いつものゆる〜い感じはまったくなく、生きるのに必死なオーラを感じます。かつては平地にも暮らしていましたが、毛皮のために捕獲され、いまでは山岳部にその多くが暮らしているそうです。
なかなか会うことができないのと、そのかわいらしさから「山の妖精」とも呼ばれる、あこがれの存在。
特にこのような真っ白の、冬毛の姿を見ることができるのは、とっても貴重です。
なんてステキな色あいのお写真なんでしょう!
やや青みがかった画面に、ツルウメモドキのオレンジと赤の実が美しく、そして空を見つめるかのようなシマエナガちゃん!冬のツルウメモドキとシマエナガは、誰もが撮りたい組み合わせですねー。
雪も本格的に降って、いよいよ〝雪の妖精〟のシーズンです!
冬のエゾユキウサギは、耳の先は黒いのですが、その他は真っ白になり、雪原で見つけるのがかなりむずかしくなります。この写真の子は、わずかに茶褐色の夏毛が残っていますね。
免許証や履歴書の写真にも使えそうなアップの〝まじめ顔〟がユーモラス!
雪原で、こんな風にみつめられたら、どうしましょう?
ほんわかした感じに映し出されたシマエナガちゃん、ほのぼのとした感じと、この表情に癒されますねー。
●▲●(まる・さんかく・まる)のシンプルなお顔(ごめんなさい…)なのに、いざ、紙にペンで描いてみても、なかなかこんな風に、かわいくなりません。
おそらく絶妙なバランスがあるんでしょうね、きっと。
●▲●で、たくさんの人を、和ませてしまうシマエナガちゃんは、やっぱりスゴいと、あらためて感じてしまいました。
毛並み1本1本までクッキリと写った〝飛びモモ〟ちゃんですねー。
ヒゲもハッキリと映ってますね。このヒゲ、かなりのスピードで飛んでいるのですから、ほっぺたに張りついてもおかしくないなあといつも思うのですが、エゾモモンガが飛ぶ(厳密には〝滑空〟)ときは、ヒゲが、飛んで行く方向に伸びているような気がしてなりません。そんな事を書いている記事は、ネットにもないのですが、横から撮った写真を見ても、どうもヒゲを思いっきり〝前へ〟伸ばして飛んでいるような気がします。
木と木の間を、あざやかなカーブを描いて飛ぶための〝アンテナ〟の役割を、ヒゲがしているのではといつも思うのですが、どうなんでしょうね?(あいまいな情報でごめんなさい)
と書いたところ、@junsei_g さんから書き込みがありました。
『予想の範疇を出ませんが、やはり風を読んだり障害物を察知したりするアンテナの役割だと、私も思います。
着地直前の、カラダを全開にした時でも、ヒゲはちゃんと前方に向いていました。
木の上を走る時もヒゲは前に向いているので、アンテナ論に1票です(笑)』と。
見た目、たいしたことのない(失礼…)モモちゃんのヒゲですが、とんでもない大切な役割を持っている〝疑惑〟の浮上です。
今シーズンは、モモンガのヒゲに注目です! 情報、求む!!!
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