北海道のかわいい動物の写真を、インスタグラムで毎日配信する、「北海道3大かわいい動物」プロジェクト。
きょうは、ふるさとをめざすサクラマスの姿をお届けします。
知床に近い、清里町に、「さくらの滝」があります。
落差は、2.5メートル。
夏から秋にかけて、おびただしい数のサクラマスが、滝のぼりに挑みます。
この川の上流で卵を産むためです。
サケやマスが、これだけ大きな滝をのぼるのは、
世界的にも、珍しいのだそうです。
サクラマスは、もともと川で生まれた、ヤマメという魚。
その一部が、海に下り、50センチを越える大きなカラダに成長したサクラマスとなって、ふるさとの川に、戻ってきました。
めざすのは、この滝の向こう…。
産卵したサクラマスは、まもなく死んでしまうので、まさに、最期のチカラをふりしぼっての、滝のぼりです。
命がけで、何度も滝に挑む姿に、見ているこちらまで、力が入ってしまいそうですね。
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撮影:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 ami_papa