2026.11.05

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100万分の1の奇跡!北海道産「お菓子のための」小麦が誕生…食べ比べてわかった『口どけ』

『菓子用小麦』の実力は…

その実力はどれほどのものなのでしょうか。

北海道産の小麦を使い続けてきた、札幌市の菓子工房「ケイク・デ・ボア」のパティシエ・森伸司さんに試してもらいました。

いつもの「きたほなみ」と、新しい品種の「北見95号(北海道白)」。
同じ分量で焼き比べてみました。

まずは「きたほなみ」で作ったクッキーを試食すると…食感がザクザクして楽しい!
森さんは「少し生地が粗い感じがする」と表現します。

続いて「北見95号」で作ったクッキーを試食すると…口どけの早さを感じます!
「舌の上に残る時間が少ない」と森さんが話します。

次に、パウンドケーキの断面を比べて、森さんは「きたほなみの方が目が細かくて、95号の方が少し大きく感じる。95号の方が軽い」と分析。
従来の「きたほなみ」はしっとりとした食感ですが、「北見95号」はより軽い仕上がりになりました。

森さんは「北見95号はショートケーキに使うと違うと思う。より使いやすい粉が出てきたという印象」と話します。

北海道のお菓子のために誕生した、北海道の小麦。
しかし、「研究者にとって今回の完成はゴールではない」と、道総研・北見農業試験場の其田主査は話します。

「北見95号はひとつの到達点には到着した。一方で温暖化が進み、気候の変動が激しくなる。気候変動に耐えるような品種の開発は絶えず進めていきたい」

北見で小麦の品種改良の研究が始まって100年。
次の北海道を支える小麦は、この畑から生まれるのかもしれません。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年10月14日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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