2026.11.05
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訓子府町にある北見農業試験場では、未来の品種の研究開発が行われています。
道総研・北見農業試験場の其田達也主査は「どれだけたくさん取れるか。取れたものの品質、うどんやパンがおいしいといった試験をしていく」と説明します。

片方の畑には約20万の個体から選ばれた6000の『候補生』たちが植えられ、もう片方には、さらに選び抜かれた400の候補が育っています。
「作物なので1年に1回しか取れない。1回の結果で『よい』となっても、天気は毎年変わる」
収穫量や品質、病気への強さなどを調べて、エリートコースの中からさらに絞り込んでいきます。10年間で試すのは延べ100万以上の候補です。
「宝くじに例えられることもある。何十万・何百万の中からひとつの品種になる」

その長い挑戦から生まれたのが「北見95号」です。
目指したのは、北海道の『お菓子のための』小麦でした。
「北海道はお菓子が有名だけど、地場の小麦で菓子用の小麦がないのは、お菓子大国なのにもったいない」
生地の粘りが弱く、モチモチしにくいのが特徴の、お菓子作りに適した北海道産小麦。
「北海道白」の名前で、収穫量が増える2027年秋以降から本格的な流通が始まる見込みです。
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