2026.11.01
食べる
少量生産のために「幻のプリン」と呼ばれるスイーツが北海道富良野市にあります。
丘の上で20年あまり。プリンを作り続ける夫婦の物語です。
富良野のはずれ、丘の上に小さな建物が見えてきました。
主は愛情を込めて「プリン小屋」と呼びます。店名は「エゾアムプリン製造所」です。

行列の先のお目当ては…ぎゅうぎゅうに詰まったクリーム色のプリンです。
三重から訪れたお客さんは「ここ1年半くらい、月に1度来ている。リラックスしておいしいものによばれて…それが生きがいです」と笑顔を見せます。
沖縄や台湾からも買いに訪れる大人気のプリン。
作るのは、加藤公之(こういち)さん、かおりさん夫婦です。
公之さんは、一家の長だから「リーダー」。
かおりさんは、旧姓の網野(あみの)から「アムちゃん」と呼ばれています。
プリンづくりは、近くの牧場で牛乳の調達から始まります。
牛たちから毎日30トンほどの牛乳を搾ります。

藤井牧場生産部搾乳課の國枝杏奈主任は「スーパーに売られている牛乳より甘くて、とてもスッキリした味わいをしていると思う」と話します。
この牛乳が、エゾアムプリンの特徴の「あれ」を作り出しますが、それは、焼きあがってからのお楽しみ。
また、卵は純国産にわとりの卵を江別市から取り寄せています。

アムさんは「生臭さとかがまったくないので、びっくりした。すっごくおいしいんですよ。毎日食べています」と語ります。
■ 21歳で「ステージIVの大腸がん」、そこから結婚・出産・子育て… 亡くなる10日前まで日記に綴った想いとは
パートナーメディア