2026.10.30
深める
帯広市内にあるアイスホッケー専門店「イシカワスポーツ」です。
道具にかかる保護者の負担を軽くしようと、10年ほど前からスケート靴の『シーズンレンタル』のサービスを行っています。
特にアイスホッケーは、市内唯一の専門店として競技の普及に努めていただけに、石田英之代表はショックを隠せません。
「アイスホッケーは、もともとマイナーなスポーツなので、本当にやってる人しか知らないスポーツになってしまう。やってみたら本当に楽しいスポーツなので、その体験ができないことが、どんどん競技人口を狭めてしまう。それがすごく心配」
保護者の意見は様々です。
子どもがスケート選手の帯広市民からは…。
「競技人口の減少や競技力の低下が心配。授業がオリンピアンが生まれる土台になっていたと思うから、ちょっと寂しくなる」
「せっかく美帆ちゃんとかが、結果を残してスケート界を盛り上げようというときに。オーバルも開放してスケートの授業ができたら、もっと違うのかな」
一方で、気温に左右されるリンク造りや、物価高騰の中での費用負担には、二の足を踏む保護者も多くいます。
「だんだん雪が少なくなってきてスケートの授業も回数が限られて。正直ちょっと良かったなと」
「子どもの成長も大きいので、すぐに靴を買い替えないといけないので経済的に負担があるし、リンクを造るときもあるので、共働きは大変」

スケートは北海道の『お家芸』と言われますが、実は全国での競技人口はかなり少なくなっています。
スピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケーを含めても、260校で約1100人、うち420人ほどが北海道の高校生です。
競技人口が少ないなかでも、情熱と努力で名選手を育んできた土壌は、未来に残すべき地域の誇り。
子どもたちが氷に触れられる機会をどのように創り出していくのか、『スケート王国』に課題が横たわっています。
取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年9月10日)の情報に基づきます。
■ 21歳で「ステージIVの大腸がん」、そこから結婚・出産・子育て… 亡くなる10日前まで日記に綴った想いとは
パートナーメディア