2026.10.30
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帯広市内の小学校では、真冬になるとグラウンドにスケートリンクが造られ、体育の授業や少年団の練習などに使われます。
地元では『陸(おか)リンク』と呼ばれています。
この陸リンクは、保護者や教職員が深夜に集まって水をまき、手作りします。
地元の大人たちからのプレゼントは、北国の伝統文化そのものです。
髙木美帆さんも、この『陸リンク』から競技を始め、世界に羽ばたきました。

しかし、帯広で70年以上続いてきたスケートの授業も、ここ数年は温暖化の影響でリンク造りの時期が遅れ、授業時間の確保が難しくなっています。
また、保護者の負担も大きいとの理由から、帯広市教育委員会は8月、中学校のアイスホッケーの授業を2028年度をめどに段階的に廃止することと、小学校のスピードスケートの授業も、別の授業への移行も含めて検討する方針を示しました。
こうした動きに、競技関係者は危機感を募らせます。
スピードスケートチーム「クライマックス」の宮本信唯コーチは「スケート自体から遠ざかっていくので、文化がなくなってしまう。十勝からオリンピック選手も含め、世界で活躍する選手が減っていく可能性は大きい」と話します。
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