2026.10.27
深める
友人や共通の知人たちに「あの人きらいなんだよね。揉めたから」と、機会があるごとに口に出して明確に気持ちを伝え、事情をしっかり知ってもらうというのは、おそらく取っかかりやすい第一歩でしょう(SNSは構造上、怒りが中途半端なまま放出されやすいですし、無関係かつ新たな憎悪に巻き込まれたりしやすいので、書き込みなどはおススメしません)。
仕事の場で相手をもし見かけることがあったなら、ごりっごりの般若の表情を作って、相手に向けてみてもいいかもしれない(これやったことあるけど、無茶苦茶スッキリすんのよねぇ)。
現在のように「私はもうあなたの邪魔をしないから、私の邪魔もしないで」 と、大人な態度を示していくのは、そうやって怒りを飽きるまでぶちまけてからでも遅くありません。
むしろ怒りによって、そうした態度をより取りやすくなるための土台が、あなたの目の前にできていくんじゃないかしら。
だって相手との間に、これまで以上に明確な線引きができていくんだもの。
相手がこちらに対して何をしていても、全然気にならなくなったりするかもしれない。
少なくともあたしは、これに近しい行動によって、きらいな人に怒りも何も感じなくなったことがあるのよね。
「無関心」という、非常に楽で心地よい境地に出会うことができたのよ。
「柿の種ピーナッツ」さんは、お手紙から察するにかなり温和な方なのでしょう。
だから多分、怒りのエネルギーを使うのは最初慣れないと思う。
でもぜひこれ、トライしてみて。
相手からの干渉力から解き放たれるために、異なる推進力を自分から発してみること。
それがいかに有効かを、きっと実感できるはずだから。
あなたがその相手とのしがらみから自由になり、あなたらしい人生を歩んでいくことを。
似たような経験をしたことがある身として、あたしは切に祈っておりますよ!
というわけで今回は、揉めた相手との決別方法という、これまでにない話題についてあれこれ書かせていただきました。
人の悩みってやっぱり千差万別だよね。このコラムも5年連載しているけれど、まだまだ新しい相談内容が送られてくるもの。
これからも、様々なモヤモヤと向き合いたいなぁ。みなさん、投稿はお気軽に。
ではではまた次回。Sitakkeね~!
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文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:Sitakke編集部あい
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満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。
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