2026.10.24
育む
かつて産後うつだったひとりのママと、子育てに悩み笑顔を失いかけたママたちの姿を見てきたひとりの助産師。
2人の出会いから「ママたちの居場所」づくりが始まりました。
北海道で初めての産後ケアホテル事業「Cocokara」を通して、高橋奈美さんと荒木美里さんの2人が感じてきた思い…
それが「子育てに正解はない!」ということ。
ときに悩み、しんどくなったそのときに。
【連載|子育てに正解なし!ママの居場所から見た景色】がそっと寄り添い、明日ふっと笑える一助になりますように。

「何かあったら言ってね」
そう声をかけてもらったとき、「助けて」と声をあげられますか?
Cocokara代表で1児の母、高橋奈美さんは「助けて」を言えなかったと言います。
人に頼ることができなかった先に、高橋さんを待ち受けていたもの…あのころの思いを聞きました。
「何かあったら言ってね」
それはとてもありがたい言葉ですし、きっと相手も本当にそう思って言ってくれているのだと思います。
でも、実際に困ったときに「助けてほしい」と言えるかというと、私にはなかなか難しいことでした。
私は昔から、人に頼ることが苦手です。
相手にも都合があるだろうし、迷惑をかけてしまうかもしれない。それなら自分で何とかしよう。
それに、妊娠や子育ては、ほかのお母さんたちも経験していること。
当時の私には、周りのお母さんたちがみんな自分の力で子育てをしているように見えていました。
「みんな自分でやっているんだから、私も自分でやらなきゃ」
そんな気持ちが、いつもどこかにありました。
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