2026.10.21
深める本間アナ)そうした大変な中で、党からの政治活動支援金も辞退されたとお聞きしたんですが。
逢坂さん)落選したのは全体で100数十名いるわけですが、その中には若い人もいればベテランもいる。でも、今後の政治の将来を考えたら、若い方に頑張ってもらわなきゃならない。私は当選回数の多い部類なので、先んじて活動費をもらうことは控えるべきだなと。それなら若くて、これから頑張りたい人に手厚くやった方がいいんじゃないかと思ってね。「武士は食わねど高楊枝」というような、痩せ我慢みたいなところはあるけれど、そういう思いで辞退しました。

藤田記者)政党交付金の金額で見ても、4月に支払われた初回分で、自民党が38.4億円、立憲民主党が7.79億円、日本維新の会が7.03億円、国民民主党が6.78億円、中道が5.84億円となっています。この金額も党の力を示すひとつですが、議席数が少なくなれば、党自体も弱体化していく構図があるのでしょうか?
逢坂さん)まったくその通りで、政党交付金は議員数に応じて配分されるので、議員数が減れば、入ってくるお金も少なくなる。例えば落選議員が100人いて、次も挑戦しようとすると、少ない政党交付金の中から、大勢の活動費を賄わなければならないわけです。仮に50万円の活動費を100人に払うと、年間で6億円。政党交付金が、そのまま消えてしまう計算になります。でも政党は、職員も雇わなければいけないし、政策調査も必要だから、すべてを活動費に回せるわけではない。落選議員が増えると、政党としては、むちゃくちゃ大変になるんですよ。
本間アナ)そうすると結局、お金がないと政治家にはなれないのかなと思ってしまうのですが……。
逢坂さん)そこなんですよ。インターネットでの情報発信ひとつ取っても、動画編集、ポスターやパンフレット作成、YouTubeでの広告出稿など、すべてお金がかかる。お金のある政党や個人は有利になるわけです。でも政治こそ、お金のあるなしに関係なく、誰もがチャレンジできるようになっていなきゃいけないんじゃないかと思いますね。
次回の記事では、もともと「政治家が嫌いだった」という逢坂さんが、なぜ全国最年少町長(当時)になり、国政へと挑むことになったのかについて深掘りします。

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稚内市出身。HBCラジオ「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」パーソナリティ、野球実況、HBCテレビ「キタコイ」を担当。Sitakkeでは「むちぞん~無知は損する~」や「アライマ(アラサーの今、話してみた)」に出演。好き勝手に喋るので、リスナーからは「ナルミッツの毒」と言われる。
北海道の政治・社会ニュースを中心に取材を担当。
1959年北海道ニセコ町生まれ。北海道大学薬学部卒業後、ニセコ町役場に入庁。1994年、35歳でニセコ町長に初当選(当時全国最年少)。2005年衆院選で初当選。内閣総理大臣補佐官などを歴任。
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は収録時(2026年6月)の解説・議論に基づきます。
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