
北海道でとれる9割以上はマフグという種類です。
高級魚として有名なトラフグが「フグの王様」と呼ばれるのに対し、マフグは「フグの女王」と呼ばれています。
甘みが強くトラフグに負けないおいしさがあり、トゲがなく体の表面が滑らかなことから別名「ナメラフグ」などとも呼ばれています。
一方で、鋭い歯を持っているので、網を食いちぎるなどの漁業被害も懸念されています。

広く流通させるのにはまだまだ課題もあります。一番の課題は資格取得の壁です。
猛毒を持つフグが加工できるのは、北海道が実施するフグ処理者の認定試験に合格した人がいる施設に限られており、作業も資格を持つ本人、もしくはその監督のもとで行うルールになっています。
認定試験は「学科試験」のほか、食べることができる種類なのかを見分ける「鑑別試験」、実際にフグを処理する「処理試験」が行われます。
試験日は毎年10月下旬ごろの年1回で、会場は札幌市のみです。
フグの主な産地では、秋サケ漁やホタテ漁の最盛期のため、漁業関係者からは試験を受けに行くこと自体が難しいという声も上がっています。
ただ、フグ処理者の需要が高まっていることを受けて、さまざまな支援も始まっています。

北海道は、2025年に50人だった受験枠を2026年は100人に倍増させました。
2025年は50人以上が受験を希望して抽選を行ったものの、2026年は100人以上の希望者がいましたが全員が受験できるようになりました。
さらに北海道網走市は、1人あたり4万円を上限に受験費用を助成しています。
北海道斜里町では、7月に実技講習会を初めて町内で開催しました。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年9月25日)の情報に基づきます。
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