
そんな中、北海道産フグに価値を見いだす飲食店もあります。
北海道産食材にこだわった懐石を提供する、札幌市の老舗料亭「きょうど料理亭杉ノ目」です。
2024年から、北海道産フグの焼き物と酢の物をメニューに取り入れています。
きょうど料理亭杉ノ目の吉田浩技術顧問は「業者からフグがとれているので使ってほしいと言われたのがきっかけ。こんないいものがあったのかとびっくりしましたね」と振り返ります。
仕入れているのは、北海道佐呂間町で水揚げされたマフグ。
船の上で活締めし、鮮度を保った状態で店に届けられます。

塩こうじ焼きを味わったHBCの堀内大輝アナウンサーは「身がしっかりしていますね。ほんのり甘みがあって身の肉質はしっとりしていて弾力がある」と感嘆します。
現在は焼き物と酢の物のみの提供ですが、今後は「薄造り」もメニューに加えたいと考えています。
その薄造りも試食させてもらうと…「コリコリで甘い。飲み込んだ後もフグの優しい甘さがほのかに残って、すごく食べやすいですし、生臭さなども全然ないですね」と太鼓判を押します。
吉田技術顧問は「身自体に少し味がある。ホタテの稚貝を食べているからだと思う。流通がしっかりしてくると、本来であれば生で食べるのがおいしいということをアピールしたい」と手応えを語ります。
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