2026.10.08
育む
プロジェクトを主催するGrass Family.の荻野孝史代表は、思いをこう語ります。
「自分の人生を振り返ってみると、僕自身が14歳、15歳のとき、それまで抱いていた『未来の夢』が気がついたら『将来の進路』に変わっていったんですね。気がつけば、夢を口にするのがはばかられて、どこの塾に通うとか、どこの高校に進学するみたいな形で、結構未来がつまらなくなっていって…」
だからこそこのプロジェクトを通して「人生の選択肢を広げてほしい」と考えています。
「全国各地にいるおもしろい人や、地域の仕事に出会ったり体験したりすることで、人生の選択肢を広げて未来が楽しみになるような機会を、このプロジェクトでは提供できればと思っています。それと同時に、自分自身にも、出会ってもらうことを大事にしてもらいたいです」
都会暮らしの3人にとって、森林に囲まれた滞在先の湖畔は、日常から大きく離れた、まったくの異空間です。

参加のきっかけは、3人とも親のすすめでした。
ここでの7日間は、誰かに用意してもらうだけではありません。
自分で考え、動きます。
運営スタッフのサポートもありますが、1週間の滞在中は食事も自分たちで準備します。
滞在初日はバーベキューのため、3人は火を起こすことから始めることになったのですが…。
「どうしたん?つかへんの?」(金山さん)
「うーん、着火剤にしかついてなくね?って思うんだけれど」(佐藤さん)
「灰やばい」(大岩さん)
「ついてる、ついてるって、赤くなってるからセーフや、セーフ」(金山さん)

好奇心と慎重さを持ち合わせた大岩樹貴さん。
金山己徹さんは学校の休み時間にはクラスのムードメーカー的な存在で、佐藤誠士さんは普段から家族とアウトドアを楽しみ、学校ではバレーボールに汗を流しているといいます。
3人とも、それぞれ個性的です。
バーベキューの準備を何とか終えると、運営スタッフがサケを使った北海道の郷土料理『ちゃんちゃん焼き』を作ってくれて、3人はその味を堪能しました。
「まぁ、味がなんかいつもと味が違う。うまい!」(大岩さん)
「サケの身が柔らかい」(金山さん)
■ 21歳で「ステージIVの大腸がん」、そこから結婚・出産・子育て… 亡くなる10日前まで日記に綴った想いとは
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