2026.10.12
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橋本教授)私たちの調査は2022年に行いました。少し歴史を振り返ると、2019年の安倍政権時代に「幼児教育や高校の無償化」が掲げられました。次世代支援に関心が高い新しいリベラルの人たちは「安倍政権は子ども世代に投資してくれるかもしれない」と期待が高まったんです。
また、維新の会も2023年に高校無償化を強力に打ち出していました。その前後のころ、自民党や維新の会に投票する人が多かったんですね。
本間アナ)期待して投票していたんですね。

橋本教授)ところが、当時の各政党のマニフェストを見ると、どの政党もマニフェストの中に次世代支援とは書いているものの、優先順位が低かったんです。だから新しいリベラルの人たちは「本当に高校無償化を本気でやってくれるのか?」と疑問を持ちながら、迷った末に消極的に投票していた、と私たちは解釈しています。
髙橋記者)例えば国民民主だったりチームみらい、そして、参政党が近年の選挙で躍進したという見方もできると思うのですが、彼らがどういう政治思想に結びついたのかっていうのは先生のこれからの分析になるんですか?

橋本教授)そうですね。2023年には岸田政権が「異次元の少子化対策」として3.5兆円規模の予算をつけた。そしていわゆる「独身税」がとられるようになりましたね。
予算をつけると言ったんですけれども、具体的に何をするかについては、アイデアがあまりなかったんですね。その後の石破政権になってもっとアイデアがなくなってしまって、予算がついているにも関わらずこれについてほとんど語らなかったんですよ。
それで野党側も「ここを取りに行けば勝てるんじゃないか」と。ただ去年の夏の選挙では、どの政党も次世代支援を掲げていないんですよ。不思議ですね。
その後、私たちの本が出て少ししてから、どの政党もマニフェストのトップ3に次世代支援を入れ始めました。私たちの本を読んだかどうかわからないですけどね。
ただ2月の選挙では、野党各党が次世代支援を取りに行ったんですよね。
今後の選挙では、どの政党が一番重要な政策として本気の支援を提示できるかが、大きな見所になります。
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次回の記事では、あなたの政治思想を3つの質問を通してチェックします。
実はあなたも、最大多数「新しいリベラル」かも?!

HBCニュースのYoutubeで動画を公開しています。
稚内市出身。HBCラジオ「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」パーソナリティ、野球実況、HBCテレビ「キタコイ」を担当。Sitakkeでは「むちぞん~無知は損する~」や「アライマ(アラサーの今、話してみた)」に出演。好き勝手に喋るので、リスナーからは「ナルミッツの毒」と言われる。
北海道の政治・社会ニュースを中心に取材を担当。
北海道大学大学院経済学研究科教授。経済思想・政治思想を専門とし、大規模調査に基づく著書『新しいリベラル~大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」』(金澤悠介教授との共著)が話題を集めている。
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は収録時(2026年5月)の解説・議論に基づきます。
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