2026.10.12
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世の中の「知らないと損する」話題を、北海道から「ざっくり」深掘りするHBCのWEBトーク番組「むちぞん~無知は損する~」。
情報があふれる現代社会で、「もやもやする話題」や「実は、知らないと損する知識」を、その道の第一人者をお招きしてじっくり聞いていこうという企画です。
第1回は、今、日本の最大多数を占めながらも実態が知られていない「謎の集団・新しいリベラル」に迫ります!

ゲストに『新しいリベラル』(ちくま新書)の著者である北海道大学大学院の橋本努教授をお迎えし、政治思想の基本から「新しいリベラル」の正体まで、ゼロからたっぷり伺いました。
聞き手は、HBC本間吏成(ほんま・りせい)アナウンサーと、報道部の髙橋智也(たかはし・ともや)記者です。
1回目の記事では、「そもそもリベラルって?保守って?」を解説しました。しかし、自分がリベラルだと思っている人も投票傾向は別だったりと、リベラルと保守では分けきれなくなった側面が見えてきたといいます。
2本目の記事では、大規模調査によって新たに浮かび上がった「新しいリベラル」とは何なのかについて深掘りしました。
橋本教授の分析では、保守とリベラルの2つの思想ではなく、6つのグループが浮かび上がってきました。
それぞれの思想がどの政党と結びつくのか?
3本目となる今回は、今の選挙結果がどんな仕組みで現れているのか、そのヒントを探ります。

本間アナ)政治の思想というと、リベラルと、その対比としての保守というイメージがありますよね。でも先生、政治思想はそれだけではないと伺ったのですが?
橋本教授)そうなんです。これまでの社会調査ですと、「あなたはリベラルですか?保守ですか?」と二者択一で聞くことが多かったため、リベラルは1つ、保守も1つだと思われてきたんですね。
そこで私たちは調査の方法を変えてみました。基本的な質問をいくつかして、回答傾向が似た人たちが何個のグループに分かれるかを分析したんです。一番簡単に言ってしまえば、AIに「こういう意識調査のデータが出ました。回答傾向が似た人たちは何個のグループになりますか?」と聞くような手法(潜在クラス分析)ですね。そうすると「6つのグループに分かれます」という結果が出てきたんです。

橋本教授)分類としては、こちらの6つになります。意外だったのが、保守かリベラルか分からないような「真ん中(どちらでもない)」の人が一番多いのかなというイメージがあったんですが、回答傾向をまとめると 「どちらでもない」 という真ん中の人たちは、実は非常に少なかったんです。
そしてリベラルも保守も2つに分かれることがわかりました。
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