
「函館といえば、塩」というパブリックイメージと、全国からやってくる旅行客の期待感を一手に背負う同店。看板は、伝統的な函館ラーメンのひな形を守りつつ、時代とともにブラッシュアップを続けて磨き上げた塩ラーメン。
ただし多くの地元客はもう十分にそこを通過してきたので、わりと別なものを求めがちだ。その中でも『青南蛮の肉そば』は近年の注目株。実にあじさいらしからぬ名前が付けられたこのラーメンは、2023年12月に函館駅構内の支店が全面リニューアルオープンした際、駅店限定のレアメニューとして初登場。

場所柄、地元客がなかなか足を運ばない店ゆえに、このメニューは「知ってる人だけ知っている」という隠れた存在だった。しかし、あじさいの王道とはまるで異なる創作性と和食っぽい要素で徐々にウケ始め、現在では五稜郭タワー前の本店のメニューにも加わった。
このラーメン、一言でいえば「豪快」だ。十勝産豚肩ロースを特製ダレに漬け込んで丼にどっさりと。そこへ沖縄の古酒(クース)などに漬け込んで風味をがっちりと効かせた青南蛮もたっぷり。そして炒めた背脂も迷うことなく投入。わりと辛めなので辛党にはおすすめ。
その他の“じゃない方”としては、『背脂ラーメン』(正油がおすすめ)や『メンマ麺』『ワンタン麺』など。

【函館麺厨房あじさい 函館本店】
北海道函館市五稜郭町29-22
0138-51-8373
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peeps hakodate vol,152 「特集 罪なラーメン。」より
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