2026.10.07
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現在連載している「北風と太陽の恋ひ恋ふ日誌」は、北海道の高校を舞台に「雪女」と恐れられるクール教師と気弱な若手教師のもどかしくも温かい恋模様が繰り広げられるストーリー。
はじめは、編集者からの「ラブコメを描きましょう」という声かけから始まりました。
「社会人ラブコメといえば、オフィスラブかな…」と思ったものの、一般的なオフィスというものが、いまひとつイメージできなかったそうです。
代わりに思いついたのが、「職員室」でした。
実は東野先生は学校勤務の経験があり、イメージしやすい場所だったのです。

そこから編集者のアイデアも加わり、物語は職員室だけにとどまらず、生徒たちまで登場する学園コメディへ。
作品の世界が少しずつ広がっていきました。
北海道で暮らし、自身の勤務経験から学校現場の「リアル」も描ける、東野先生だからこその作品。
「まだラブコメ要素は薄めなんですけど、そろそろメインの2人を進展させていきたいです」

作品の第1話には、東野先生が「学校らしさ」を感じる場面があります。
登場するのは、万丈くんという男の子。
なんと、前髪が気に入らないという理由で、目出し帽をかぶって授業を受けるのです。
当然、先生から叱られます。
「『そんな理由で!?』ということが起きるのが、学校の楽しいところだと思っています。自由な生徒たちに、真剣に向き合う教師の龍太郎と雪乃を描けて楽しかったです」
読者からも「くすっと笑える」「このままいやなキャラ出てこないで」という感想がとても印象的だったと話す東野先生。
描くときに大切にしているのは「空気感」です。
「大きな事件が起きる漫画ではありませんが、日々誠実に生きている人たちの漫画になっていればいいなと思います」
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