
冬でも10℃以上ある、温かい生活排水。その熱が鉄のフタに伝わると、フタの上だけ雪が解けるため、マンホール部分は『落とし穴』のような段差ができます。
車はハンドルを取られ、歩行者はつまずき、大事故につながりかねない危険な穴です。
そこで最近は、こんな対策がとられています。

「『断熱マンホール蓋』という、下水中の熱を地表面まで伝わりにくくする特殊なフタを、下水管のマンホールの下に入れている」
鉄のフタの裏側に、断熱材入りの『中ブタ』をはめ込みます。これによって、熱をさえぎり、フタの上の雪を解けにくくするのです。
札幌市東部下水管理センターの佐々木さんは「今年度中には必要数を設置完了予定」だと話します。
調査結果です。
札幌市豊平区西岡の道にマンホールが多い理由は「急な坂道のため、地下の管を階段上にしているから」でした。
この道路は、下水道だけでなく上水道のマンホールもあったことから、さらに数が多くなっていたといいます。
また、22個のうち『仕切弁室』と『空気弁室』の2つも含まれていました。
『仕切弁室』は水道管の水止めたり量を調整するバルブが収められている空間。
『空気弁室』は水道管にたまった空気を外に逃がすための空間です。
札幌の住宅街の『マンホールだらけの道』。
そこには、下水を安全に流す工夫と、北国の厳しい冬を乗り越える知恵が詰まっていました。
取材・文:HBCもんすけ調査隊
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年7月30日)の情報に基づきます。
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