2026.09.24

暮らす

200メートルで22個!札幌に謎の「マンホールだらけの道」意外なワケが地下にあった

冬の事故を防ぐ対策

冬でも10℃以上ある、温かい生活排水。その熱が鉄のフタに伝わると、フタの上だけ雪が解けるため、マンホール部分は『落とし穴』のような段差ができます。

車はハンドルを取られ、歩行者はつまずき、大事故につながりかねない危険な穴です。

そこで最近は、こんな対策がとられています。

「『断熱マンホール蓋』という、下水中の熱を地表面まで伝わりにくくする特殊なフタを、下水管のマンホールの下に入れている」
鉄のフタの裏側に、断熱材入りの『中ブタ』をはめ込みます。これによって、熱をさえぎり、フタの上の雪を解けにくくするのです。

札幌市東部下水管理センターの佐々木さんは「今年度中には必要数を設置完了予定」だと話します。

生活を守る知恵と工夫

調査結果です。
札幌市豊平区西岡の道にマンホールが多い理由は「急な坂道のため、地下の管を階段上にしているから」でした。
この道路は、下水道だけでなく上水道のマンホールもあったことから、さらに数が多くなっていたといいます。

また、22個のうち『仕切弁室』と『空気弁室』の2つも含まれていました。
『仕切弁室』は水道管の水止めたり量を調整するバルブが収められている空間。
『空気弁室』は水道管にたまった空気を外に逃がすための空間です。

札幌の住宅街の『マンホールだらけの道』。
そこには、下水を安全に流す工夫と、北国の厳しい冬を乗り越える知恵が詰まっていました。

取材・文:HBCもんすけ調査隊
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年7月30日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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