
札幌市西区西野の住宅街に現れたエゾシカの群れ。6頭すべてオスです。
比較的若い個体とみられ、ツノは春に生え変わった柔らかい「袋角」から、硬く鋭いツノに変化する途中です。
現場は、地下鉄宮の沢駅から南に約800メートルの住宅街。近くには小学校や中学校、病院、観光名所の「白い恋人パーク」もあります。
手稲山の方向から川を伝って、下りてきたとみられます。

札幌市環境共生担当課の朝倉卓也係長は「シカを行かせたい場所は、そこを上っていくか、次の隣の場所。まっすぐ行くと小学校に行ってしまうので、向こうに職員1人が入って、シカにこの斜面を上らせる」と誘導します。
現場の先には幹線道路で交通量が多い「旧5号線」や公共施設があり、これ以上の進入を止めなくてはなりません。
警察に出動を要請し、一時的に交通を規制。
市の職員が、群れを手稲山の方向に追いやる作戦です。

すると…シカたちは一斉に駆け出し、山につながる森に去っていきました。
朝倉係長は「これがさらに市街地の真ん中で、生息する緑地がない場合、夕方を過ぎて夜の交通量が少なくなったときに、シカ自身で移動して、もといた場所に戻ってもらうしかない」と説明します。
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