2026.09.06
暮らす
熊本県で最大震度7を観測した地震。連日の猛暑の中、住民たちが直面していたのが…
「電気はくるようになったが、まだまだ水がこない。お風呂とか洗濯とがやっぱりすごく困っているかな」
生活用水の不足です。
熊本県内では、8月4日時点で1万3000棟以上の住宅が被害を受け、約4万4000戸で断水が続いていました。
当然トイレも台所も使えません。
水に苦労する住民が今、頼りにしているのが 住民を勇気づける恵み、井戸水です。
熊本県内では、井戸を持っている企業や家庭が、善意で住民に無料開放して助け合っています。

提供した企業の社長は「うちは井戸を掘っていて、冷たいきれいな水が出たので。この地域の周りの人に提供できたらと思い…被災したとき、やっぱり一番に恩返しができるのは、こういうことかなと思って」と話します。
災害時に井戸を開放するボランティアは、北海道にもあります。
もしものときに命を救う水。今こそ知っておきたい「協力井戸」を深掘りします。
札幌市白石区の豆腐店「伊丹食品」です。
豆腐作りには支笏湖を水源とする深さ100メートルの水脈に井戸を引き、ポンプで汲み上げた地下水を使っています。
伊丹一貴社長は「地下水が柔らかい水なので、豆腐としてもおいしく仕上がる」と教えてくれました。

豆腐作りに欠かせない井戸には、もう一つ大切な役割があります。
それが札幌市の災害応急用協力井戸です。
災害で断水したときに民間の井戸を住民に開放し、生活用水を提供してもらうボランティア制度です。
この豆腐店では、20年前から協力井戸に登録しています。

「いろんなところに点々と水を汲めるところがある。最近は災害が多いので、いいことではないかなと思います」
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