2026.07.29
深める
さて、「匿名希望」さん。
あなたの恋に終止符を打つようなことは、あたしの立場からできるものでもないし、すべきでもないと個人的には思っているのですが。
そのロマンスがどうなるにせよ、あなたが前を向いて進んでいけるよう「背中を押」したい気持ちなら、今あたしにはとんでもなくある。
それを前提としながら、ここからの文章を綴らせていただきますね。
で、まずね。
あなたが惚れている、しょぶたれくさいその相手なんだけどさ。
その人について「ああ、多分ここが究極の冷めるポイントになりうるよなぁ」とあたしが思うのが、他者を専ら「手段」として見做しているという点。
他者とのつながりに対して、損得勘定という基準から商品につけられているような値札を貼り、比較して取捨選択しているところとか。
社会生活を成り立たせる基礎的なルールであり、他人を尊重するベースを作っている「約束」という仕組みを、安易な仕方でおろそかにできてしまうところとか。
これは、自分が都合よく生きていけるのであれば、周囲の人を道具のように扱って良しとする態度といえるでしょう。
こう表現されるとショックかもしれませんが、あなたは相手にとって今のところ、気楽に場に出す事のできる便利な手札のような存在なのかもしれません(他の友人たちもきっと、同様の不満を抱いているんじゃないかしら。聞けるなら聞いてみてもいいかも)。
ちなみにあたしも、この手札的/手段的な扱い、惚れた人から受けたことあるのよね。
例を挙げると…居酒屋に呼び出され、勇んで行ってみたらベロベロで何人かで飲んでおり、ろくに話もできないままお会計の時間に。
「財布無い。次返すから」と言われ、支払いはその場の全額あたし持ち。
その繰り返しが何度続いたのかは、今となってはもうわからないほど。
(あのお金、総額で考えると全然返ってきてないわね。そういえば。悔しッ!)
「あたしだって、さすがにここまで都合のいいモノのように扱われるの、嫌なんだけど!?」と、相手にブチギレたい気持ちを常に抱えていたのを、よく覚えています。
辛かったなぁ、あのイライラ我慢するの。
「匿名希望」さんも、似たような怒りを相手に抱えていたりするのかしら(そうでないといいけれど)。
ただね。そんなムカつく経験のおかげであたし、ひとつの学びを実は得たの。
■遠距離恋愛、あなたは寂しくないの?つらい「温度差」を埋めるためにやってみてほしいこと
パートナーメディア