
第一発見者として佐野さんの名が記録されると、海外の研究者やメディアが一斉に賞賛しました。
イタリアの科学誌「COELIVM」は『佐野氏は観測のすべてを、北海道名寄市の自宅の屋根が開閉する自作の私設天文台で行っている。日本が、才能あふれるアマチュア天文家を輩出している国であることを証明するものだ』と紹介。
さらにアメリカのNASAも公式ホームページで『この爆発の光は数千万年も旅を続け「超新星」として地球に届いた』と取り上げました。
障害を乗り越え、快挙を成した佐野さん。静かに喜びつつ、早くも次の「超新星」を探すため、望遠鏡を夜空に向けています。
「こういう体であっても、目的があれば達成できることを、障害を持った人たちの励みになってくれればいい」
佐野さんの快挙に、HBCテレビの「今日ドキッ!」のスタジオでも、喜びと驚きの声があがりました。
ゲストコメンテーターの小樽商科大学・猪口純路副学長は「大学もいかに巨額の研究費を得るか競争している中で、手作りで。しかも世界に先駆ける発見は、コスパでいうとノーベル賞」と絶賛します。

2009年に脳梗塞を発症し、左半身が不自由になった佐野さんにとって、観測を支えたリハビリのひとつが「バンド活動」です。
趣味のジャズバンドで、ドラムやパーカッションを担当し、地元や旭川市のライブハウスで演奏しています。
これには、ゲストコメンテーターのハンバーガーボーイズ・田村次郎さんが「音楽の力がエネルギーになって新しい星を発見した。星空ってロマンチックじゃないですか。自作の天文台で、AIに勝って、この物語がロマンチック」と話しました。
佐野さんは今回の発見で、AIに負けない「発見のコツ」をつかんだといいます。
「今年か来年中に、もう2、3個超新星を発見したい」と意気込む佐野さん。次の発見の知らせが届くのも、そう遠くないかもしれません。
取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年5月29日)の情報に基づきます。
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