2026.06.06

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素直に祝えなかった誕生日…3.11に生まれた命に贈られた「君の椅子」が伝えた居場所

居場所はここにあるよ

一花さんの命は守られたものの、多くの命が失われた日。

幸せであるはずのわが子の誕生を、喜ぶことができずにいた家族のもとに届いたのが、北海道から来た「君の椅子」でした。

つかまり立ちをしたときも、遊ぶときも。

一花さんに寄り添い、家族に溶け込みました。

母・香紀さんはこう話します。

「誕生日をあまり人前で『3月11日』と言いづらかったのだが『この子の居場所はここにあるよ』とメッセージを込めた椅子を贈られたので、この子の誕生日を素直に祝っていいんだなと思わせてくれた」

15歳の一花さん、北海道の人が贈ってくれた「君の椅子」に込められた思いが、少しずつ分かるようになりました。

「本当に小さい頃からあって、ずっと座って、知らない人からだけど、すごくありがたいしこれからも大切に使っていきたい」

壁にぶつかったときも、心が折れそうなときも、いつでも迎えてくれる「君の椅子」は、これからも人生に寄り添い続けます。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年5月5日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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