2026.04.30

育む

ぐっとくちびるを噛みしめて…新生活!子どものサインにどう向き合う?こうちゃんの変化を目の当たりにした日

聞きたいことは山ほどあったけど

こんなとき、子どもにどう接したらいいのか。

明日学校へ行きたくない、って言うかな…

私だったらどうかな…

「こうちゃん、今先生から電話きたよ!」と言うと、「えっ!?」とびっくりして、しばらく無言に。

「ママ、新しい担任の先生とはじめてお話した!!声が思ってたより高かった!先生30歳ってこうちゃんから聞きましたって言ったよ」と言うと、「へえ」と一言。

そして、「今日いやなことあった?」と聞いてみました。

すると、「忘れた。わかんない」とだけ。

聞きたいことは山ほどあったけれど、それ以上はなにも聞かないことにしました。

それは、質問攻めにされると苦しくなるかな?と思ったから。

気持ちを言葉で表すのは、大人でも難しいときがある。
それに、家はこうちゃんにとってホッとできる、安らげる場所であってほしい。

今は思い出したくないなら、それでいい。
言いたくなったら、しっかり聞いてあげよう。
そう思いました。

赤ちゃんの頃のように感情のまま泣いたり怒ったりしない。
それは親として楽になることだと思っていたけれど、悩みや葛藤も増してきた複雑な心の中をすんなりと読み解くことができないのもまた、もどかしい。

数日後、私なりに考え、こうちゃんに手紙を書いてみました。

今の思いを短く込めた手紙です。

朝起きてその手紙を見つけると、無言で封筒を開け、読み終わると何も言わずたたんでまた封筒にしまいました。

「ちゃんと読んでくれた!?」

「読んだ!ママは前向きだね!!」

とっさに「こうちゃんは後ろ向きな気持ち!?」と聞くと、「俺は中向き!」と一言。
中向き、は、初めて聞く言葉。

ちょっと、照れくさかったかな。
リアクションに困ったのかな。

口うるさく色々言いたくなるときもあるけれど、ぐっと我慢。
揺れながらも進むこうちゃんを、親として『信じる力』も試されている気がする4月です。

でも、「どんな時もママは味方だよ」ということだけは、忘れないでいてほしい。
それは、今回のような形でも、ほかの方法でも…ずっと何度も伝えていけたらと思います。

ここで一句!

新年度 子も親もまた 揺れながら

「連載|室谷香菜子の「いっくじ」日記」

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文|HBCアナウンサー 室谷香菜子
青森県出身。2009年HBC入社。HBCラジオ「かなこの」、「美香と香菜子のおさんぽ土曜日」などを担当。2018年第1子(男の子)を出産。趣味は寝かしつけ後のドラマ鑑賞と、美味しいお酒。息子(こうちゃん)との日常はInstagramでも発信中。

編集:Sitakke編集部あい

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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