「幼稚園の頃、バス停まで小学生の男の子たちと行っていたけど、急にいなくなった、1人が」
幼稚園の頃、キャッチボールの相手をしてくれた近所の小学生の男の子が、その後、小児がんの一種=「悪性リンパ腫」だったことを知ったのです。
「つらい。ちょっとの気持ちでもつらくなったりしちゃう。小児がんの子たちのために、高齢の方のために、病気の方のために、いろんなことを支えていければなと思っています」
「2つください」
女性客がレモネードスタンドにやってきました。
瑛都くんは、レモネードの宣伝中。
なんと7個も注文が…!急いで受付に伝えにいきます。
レモネードは目標であった200杯を大きく超え、328杯を売って完売。
収益は8万1477円でした。
「これを機会に小児がんがどんなものかもっと広まるといい」
お客さんからそんな声も聞かれました。
瑛都くんのお母さん・奈々葉さんが、この日まで見守ってきた道のりを振り返ります。
「思うとおりにいかないこともいっぱいあったはずなので、いろんな感情がむき出しになっていました。開催してくれてありがとうとか、声が届くたびに達成感があったようなので、困難はつらいものじゃなかったんじゃないかなと」
瑛都くんはもう次の目標へ、前を向いています。
「次の目標は300!いや250。おなかも10じゃなくて8分目まででしょ、だから300までいきたいけどちょっと下の250で」
「困っている人を助けたい」。
瑛都くんは「行動する大切さ」を私たちに教えてくれます。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年10月9日)の情報に基づきます。
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