ちなみに益さん自身は、子どもの頃に駄菓子屋で遊んだ記憶はないという。「わたしはいま77歳で椴法華町の出身。生まれ育った場所のこともありますが、そもそも戦後の焼け野原のようなところだったので駄菓子どころではなかったですね。食べるものといえば芋とかかぼちゃで。駄菓子って高級なものという認識でしたよ(笑)」
ここは店が巨大なだけではない。駄菓子屋で買い物をすれば誰でも無料で遊べる巨大迷路が隣にある。陣川町のマルエ蛯名建設に発注し、試行錯誤を繰り返しながら作ったこの迷路。大人でもクリアするまで一苦労するほどの規模で、途中でギブアップして壁の下から這いくぐって離脱する人も多いとか。
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