2023.10.21

食べる

【函館】「これは春巻きなのか?」創業時からずっと変わらない、町中華のグルメ遺産

ゆうみんの春巻き

この手の春巻きを見たことのない人が、初見で「これは春巻きなのか?」とまず疑問符を浮かべる。

これこそが、同店伝統・正真正銘の春巻きだ。

店のルーツは1946(昭和21)年にさかのぼり、元々はある中国人夫婦が十字街でひらいた中華料理屋『尤敏(ユーミン)』が初代となる。

その後、韓国で板春雨の製造工場を営んでいた現店主の祖父母が函館に移り住み『尤敏』を譲り受けて営業。その後、大門地区に移転。

最初はグリーンプラザ沿いに出店し、その後現在の太陽ビル向かいにあった雑居ビルへ。

当時の夜の大門といえば平日・週末問わず人で溢れかえる不夜城。
店も朝6時まで営業し、常に客が絶えなかった。

そんな長い歴史の背後に、いつもあったのがこの春巻き。

peeps hakodate

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