2024.03.17
暮らす災害時に、大切なペットを守る準備はできていますか?
愛くるしい表情でこちらを見つめる、ワンちゃんにネコちゃん。
日本では、いまやペットの数は、子どもの数よりも多いとされています。
家族の一員として暮らすペットだからこそ、気になるのが、災害のときの避難。
環境が変わると、動物のストレスも心配です。
いつか起きる災害に向けて、飼い主たちが備えておくことは?
Sitakkeでは、【特集】秋冬の”じぶんごと”防災で、北海道で暮らす私たちの、こころと身体を守るための「防災の知恵」 を考えていきます。
今回は、ペットとの避難について深掘りします。
元日に発生した能登半島地震。
避難生活が長期化するなかで課題になったのが、ペットを連れての避難です。
環境省が定めているガイドラインでは、飼い主がペットと一緒に避難する「同行避難」が原則とされています。
しかし…
HBCの記者が訪れた、納屋の焼け跡。
ここから、住人とみられる65歳の男性の遺体が見つかりました。
近くの住人によりますと、男性は「ペットがいるから避難所に行かない」と話していたそうです。
実は、ペットと「同行避難」をして避難所で一緒に過ごせるかどうかは各自治体に任されているのが現状。
ニャン友ねっとわーく北海道の勝田珠美代表によると、実際に同行避難ができる自治体は「全国でもほとんどないに等しい」のだといいます。
札幌市でも、避難所でのペットの受け入れは可能ですが、飼い主とは別のスペースで過ごすことになります。
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