2024.03.09
SitakkeTV北海道のオホーツク海側にある、ちいさな小学校。
たった一人の卒業生が、もうすぐ巣立ちのときを迎えます。
118年の歴史に幕をおろす、紋別市の小向(こむかい)小学校。
卒業生たちも集まり、12月に閉校式が行われました。
「学年を超えてみんなと仲良くなれた」
「時代の流れとはいえ非常に惜しい…」
そんな世代さまざまな先輩を前に、最後の卒業生、たった一人でこの小学校に通う、古屋智貴くんが、あいさつに立ちました。
「小向小学校は人を集め、人に愛され、人を育てる場所でした。ここで過ごした思い出と経験を力に、僕はこれからも強く生きていこうと思います」
古屋くんの学校生活は、地域が一体となって支えてきたものでした。
この1年も、児童1人ならではの、さまざまな出会いを経験。
自分で日程を考えた遠足に、バテながらも登り切った登山。
秋には、地域の人たちも総動員しての「最後の学芸会」。
地域に愛されたこの1年は、決して一人ではありませんでした。
そして、もうすぐ来る卒業のとき…。
最後の卒業生は、将来の夢を見つけました。
学び舎にたった一人…だからこそ見つけた「将来の夢」地域に愛された最後の卒業生で、その一歩をじっくりご紹介します!
※掲載の内容は取材時(2023年12月、2024年2月)の情報に基づきます。
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