2024.02.20

出かける

サッカー知らずの長女が推すサッカー漫画『ブルーロック』。父親的には「不適切にもほどがある!」と思いながらも…ハマッてしまった、その魅力とは

「”ガチ勢”が多いね」長女が周りを見てつぶやく。「何それ?」初耳なので聞き返す。

「自分の『推し』をとことん推しまくる、半端ない人たちのこと」

ここは、札幌で開かれている、サッカー漫画『ブルーロック』の原画展。
メインの客層は、10代後半から30代前半とおぼしき女性たち。関連グッズの買い方がまさに半端じゃない。中国人顔負けの爆買いだ。うっすら聞こえてくるトークから察するに、何回も来ているリピーターのよう。確かに“ガチ”だ。

「ブルーロック展」の入り口

4月から中学生になる長女たってのリクエストで、この原画展にやってきた。ちなみに、長女はサッカーのルールを全く知らない。メッシやロナウドも知らない。
それでいて、サッカー漫画好きとはこれ如何に?

「“ブルロ”のグッズ、何がいいかな?」長女は屈託のない笑みを浮かべた。

最も熱く、最もイカれたサッカー漫画『ブルーロック』(講談社)

「世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない」
(by絵心甚八(ルビで「えご じんぱち」)※『ブルーロック』1巻1話より引用)

日本をW杯優勝に導く世界一のストライカーを創る壮大な実験。その名も「ブルーロック(青い監獄)」プロジェクト。ハイテクトレーニング施設・ブルーロックに集められた300人の才能あふれる高校生FW(フォワード)が、互いのエゴイズムをぶつけ合う。

「ブルーロック展」札幌会場に展示されている黄金のトロフィー

情け容赦無くふるいにかけられ、次々に脱落する若者たち。デスゲームさながら、負けたら終わりの緊張感あふれるストーリーだ。
「全員攻撃得意なフォワードって、守備崩壊でしょ」と突っ込みたくなる作品だが、圧倒的な勢いでそこを押し切り、有無を言わせず読者を引っ張っていく。

自分が少年時代に愛読した「キャプテン翼」とは真逆の世界観。「ボールは友達」がモットーだった翼くん、岬くんら仲間との絆を大切にしていたな。日向くんのタイガーショットもすごかったけど。

累計発行部数は3,000万部超。アニメ化され、4月にはスピンオフ版が全国の映画館で上映される大人気漫画だ。

良い子の皆さんは真似しないように!?

「ボケ」「カス」は当たり前。試合中の登場人物たちのセリフは、なかなか刺激的な単語のオンパレード。その場で自分が言われたら、間違いなく心が複雑骨折する。
長女は「クラスの男子の言葉遣いはもっと汚い」と、大して気にしていない。それはそれで問題ですが。
実在する選手や監督を批判し、皮肉るシーンもあり、ネット上では賛否両論だ。

一方で、グッとくる名ゼリフの数々も。

「過去なんてどーでもいい!俺が見たいのはお前の“今”だ」
(by潔世一(ルビで「いさぎ よいち」)※『ブルーロック』3巻16話より引用)
「正しい選択をするんじゃなくて、選んだ道を正解にするんだ」
(by蜂楽廻(ルビでばちら めぐる)※『ブルーロック』18巻154話より引用)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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