——門からしてすごい“中世”を感じますね。
ローテンブルクがこのような姿をとどめているのは、19世紀初頭にバイエルン王国で城壁などを、開発のために壊してはいけないという命令が下されたからなんです。
さて、門から中に入ると、街並みもそっくりそのまま中世の姿をとどめています。門から続く道です。
とにかく美化を徹底していて、チラシを貼ったり自動販売機を置いたりはできません。観光のためだけの街でなく、城壁内は2,000〜3,000人くらいの人口があって、きちんと商業機能も持っている都市ですが、看板もすべて中世の街並みになじむように作られています。当時は文字が読めない人が多かったので、看板は字ではなく絵や形で何屋さんかわかるように示されているんですよ。
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