2024.01.27
深める明治末期の北海道を舞台に、一癖も二癖もある魅力的なキャラクター達が、莫大なアイヌの埋蔵金を巡り、繰り広げる壮大なストーリー。北海道出身の漫画家・野田サトル先生による大人気コミックを原作にした、実写映画『ゴールデンカムイ』が全国で大ヒット公開中です!
作品のメイン舞台が”北海道”ということで、地元の放送局である、私たち HBCも制作に協力!
HBCが運営する「Sitakke」では、これまでも作品の魅力を『ゴールデンカムイ沼』特集でお伝えしてきましたが、なんと今回、映画『ゴールデンカムイ』のロケ現場で独自インタビューを実施ッ!
⇒次の記事:【ロケ密着②】映画『ゴールデンカムイ』ロケ現場で「アシㇼパ役・山田杏奈さんのセリフって…」アイヌ語・文化監修者の感想は
2023年2月に行われた映画撮影の現場で、美術担当の磯見俊裕さん、アイヌ語・文化監修の中川裕さん、そして監督の久保茂昭さんにお話を聞きました。Part1となる今回では、美術担当の磯見俊裕さんへのインタビューをお届けします。
2月某日、北海道・平取町「二風谷」。体の芯から凍てつくような冬の日でした。早朝、まだ日が昇りきる前から始まったのは、主人公・杉元佐一を連れて、アイヌの少女・アシㇼパが「コタン(アイヌの集落)」を訪れるシーンの撮影です。
「アイヌの文化や考え、そして土地のこと。しっかり勉強しながらやらないと。『ゴールデンカムイ』という作品に関わるなら」。
真剣なまなざしでこう打ち明けてくれたのは、美術担当の磯見俊裕さん。今回のシーンで使われた「コタン」のセットも手掛けたという磯見さんに、本作に込めた想いをお聞きしました。