2024.01.18

暮らす

極寒でも楽しい冬の「ソロキャン」一方スリップ相次ぎ救助270件超も…寒さで見える北海道の表情

名古屋から来たJAF職員

本格的な冬の寒さとなった、1月11日。

札幌中心部で、手元の温度計はマイナス3.5度。

しばらく外にいると、顔が痛くなるほどの寒さです。

寒いだけではありません。中通りに入ると路面がツルツル。

車のトラブルも出始めています。

今シーズンは、例年よりも札幌市内の雪は少ないとはいいますが、JAF札幌支部の奥津圭太主任によるとさまざまな依頼があるようです。

「バッテリー上がりであったり、滑ってどこかに突っ込んでしまったりだとか、坂から落ちてしまうような故障も多い」と話します。

救援依頼の増加に備え、JAFの愛知支部から応援に入った家﨑冬馬(いえざき・とうま)さん。

普段働く名古屋では、雪が降るのは、年に1~2回程度。

雪道の運転も「やっぱり慣れない」と話します。

そんな出動準備中にも、救援依頼が。

北海道での勤務は初めてという家﨑さん。

初日の1月11日は、札幌の隊員と一緒にトラブル対応にあたります。

最初に向かったのは、南区です。

依頼者は、シカが出てきたところをよけようとしてスリップして突っ込んでしまったのだといいます。

家﨑さんは、まずタイヤ周りの雪を取り除いていきます。

救助にかかった時間は、およそ30分。

車を傷つけずに出すというのは、もちろん名古屋で作業していても一緒ですが、それでも、やはり雪があることで、ひと手間もふた手間もやることは増えるといいます。

この日は、午後3時までに276件の出動があり、終日対応に追われました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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