2024.01.20

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「ちょっとお姉さんくらいのつもりで」ススキノの「夜回り」続けるワケ「助けて」を言えない人たちへ自ら働きかけるメッセージ

「自分が悪いんじゃない」気づけるまで寄り添う

「あいりちゃんは、はじめて会ったときからずっと『自分が悪いし、もっとつらい思いをしている子はいっぱいいる』という風に話してくれていました。ただ施設に入ってから、やっと『自分が悪いんじゃない』と気づいてくれたんだと思います」

高橋さんは、支援をしてきたあいりさんについてそう話します。

あいりさん自身も、「これまで実は『死にたいな』と思うことも多かった」と過去を振り返りながら、「LiNKに相談して、施設に来てからは思わなくなった」と自信をもって話してくれました。

そして、どういった「支援」があると良いと思うか、あいりさんに聞いてみると…

「相談したいときに相談できて、むやみに詮索してこないで、居場所を提供される場所があったらいいかなと思う。心が楽になるから」

「困っているひと」と線引きするのではなく、等身大で話を聞く。

LiNKでは一歩一歩、そんな輪を広げていこうと活動をつづけます。

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LiNK
LINE 月曜日~金曜日9時~17時(※祝日及び12月29日から1月3日までを除く)メッセージは24時間受けつけるが、返信は上記時間内
X LINEと同様
・緊急性が高いホットライン(電話) 080-6129-5728 木曜以外の毎日16時~18時(※12月29日から1月3日までを除く)
・電話番号 011-728-1255 月曜日~金曜日9時~17時(※祝日及び12月29日から1月3日までを除く)

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文:HBC報道部 貴田岡結衣
編集:Sitakke編集部あい

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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