2024.01.19

暮らす

【ガチ感想】『ゴールデンカムイ』原作が好きすぎて「映画」を観るのが怖かったんだが

鑑賞前に心配してたこと③“推し”の月島軍曹は実写化でどんな感じなの?!

※以下 映画『ゴールデンカムイ』のネタバレあり
※ネタバレを避けたい方は、ブラウザバック推奨!

原作ファンとして、映画『ゴールデンカムイ』鑑賞前に心配だったことについて、これまで①②と感想を述べてきました。次は最後の③です。

③は “推し”の月島軍曹は実写化でどんな感じなの?! というもの。これは、キャラを愛するゆえの「超個人的」な不安でした。

原作だと、月島軍曹って登場人物の中では、かなり小柄じゃないですか。その小柄な身体に、屈強な筋肉だとか、繊細な忠誠心だとか、過去への執念だとか…その他もろもろが“ギュッ”と詰まってるのが、なんていうか、たまらんのです。

でも、実写を演じる工藤阿須加さんの身長はどうやら180㎝もあるらしいですし、ちゃんと“ツキシマ感”は表現されているのだろうか…?というのが、「愛」ゆえに心配だったわけです。

月島軍曹(©野田サトル/集英社 ©2024 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会)

結論としては、ま~~じ~~~で「月島軍曹」 でした。
月島って、やっぱり実在したんですね。
身長は、玉木宏さん演じる「鶴見中尉」と同じくらいなので、たぶん原作に寄せてはいないんですよ。デカいんです、月島。デカ島さんです。

それなのに雰囲気がそのまんま、月島軍曹。
鶴見中尉の側近として、こう、表情筋死んだ感じでスッと姿勢よく立っているあの感じ…。屈強な軍曹としての圧倒的な“威圧感”があるのに、かといって存在感を出しすぎず…その感じがまじで「月島軍曹」でした。なんかちょっと“ワケあり”な雰囲気が隠しきれてないアンニュイな感じとかもね…。ハァ…たまらんでした。

第七師団のメンバー(©野田サトル/集英社 ©2024 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会)

画面の端っこにチラッとでも映るたびにドキドキしましたし、「月島軍曹」の魅力がちゃんと表現されていました。

正直私は、芸能界に疎くて、工藤阿須加さんがどんなお人なのか、あまり知らなかったんです。映画観た後に気になって工藤阿須加さんのInstagramをチェックしてみたんですが…。

そしたら、太陽の下で、農作物を片手にニカッとしてる笑顔の写真ばかりで驚きました。映画とのそのギャップにすっかりやられました。月島軍曹を演じているときは、原作通り、目にハイライトがなかったので…。俳優さんの演技力SUGEEEEってなりました。

とにかく、③についても、不安は杞憂に終わりました。
映画の中の、月島軍曹のあのスンッ…とした、諦観している感じの佇まい、超かっこよかったし、ちゃんと「月島軍曹」だったのですごく安心しました。

これは月島軍曹、さらに人気出ちゃうんじゃないかな。全人類が月島軍曹の魅力に気づいちゃうね。
あと、ちょっともう、なんていうか、工藤阿須加さんにも“ガチ恋”しちゃいそうな自分がいて、それだけが怖いです。

映画『ゴールデンカムイ』、2024年1月19日(金)より公開中です!

(©野田サトル/集英社 ©2024 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会)

というわけで、いち原作ファンが、映画『ゴールデンカムイ』を観た感想を、<個人的な心配ごと①②③>の観点から感想を書いてみました。

「原作が好きだからこそ、実写を観るのを迷ってる…」という人にこそ、個人的には、ぜひ一度観てほしいなと感じた作品でした。

あと、これもネタバレですが、もしかすると、アニメファンへの“サプライズ”があったりするかもので、アニメファンの方も是非…。

今回のレビューでは、物語の核心にはあまりネタバレをしたくないので、あえて本筋にはふれていません。ぜひ、足を運んでみてほしいです。私もあと5回は間違いなく行くと思います。

これを機に、ぜひ『ゴールデンカムイ沼』にハマる人がさらに爆増することで“同志”が増えるといいな…と思っています。以上です。

映画「ゴールデンカムイ」は、2024年1月19日(金)より、全国公開中です!

***

※この記事はあくまで個人の感想です。

文:Sitakke編集部ナベ子

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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