2023.12.02

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路上で “植木鉢”になりきっている男性に突撃取材をしてみたら「大切なこと」が見えてきた【海と人生⑤】

小樽運河で出会った、年齢も考え方も異なる2人から学んだこと

小樽運河に夕日が差し込んできた頃、私の人生相談は幕を閉じた。

この日、私が出会った二人は、時代も場所も異なったところで生き、異なった考えを持った人たちだった。
Kusataroさんは、好きなことを仕事にすべく、全力で。奥平さんは、仕事と好きなことを別のものとして、どちらも大切に。

まったく違う人生を歩んできた二人。でも、好きなことを心から楽しそうに話す姿がとても似ている気がした。
二人とも「いまこの瞬間」を楽しんでいるということが、話しぶりからとても伝わってきた。私は「素敵だな」と心から思った。

小樽運河を背に。

小樽運河は、ことしで100周年を迎えるらしい。
これからも、さまざまな人生が交差し、それぞれの物語が紡がれていく場所であり続けるんだろう。

私も焦らなくたっていい。
景色を楽しみながら、「いまこの瞬間」を噛みしめて、歩いていきたい。今日ここで出会った二人のように。

***

―海と人生・みっちゃん編 おわりー

文:学生ライター・みっちゃん
編集:Sitakke編集部 ナベ子

※掲載の内容は取材時(2023年9月)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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