路上で “植木鉢”になりきっている男性に突撃取材をしてみたら「大切なこと」が見えてきた【海と人生⑤】

この記事はライター講座の参加学生3名による、リレー連載 【海と人生】です。
今回は、学生ライターの「みっちゃん」編です。

前回の記事⇒「男に騙されないで！」初対面の「釣りギャル」に人生相談をしたら深かった【海と人生④】

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こんにちは。学生ライターの「みっちゃん」と申します。

大学2年生の冬を迎え、就職活動を意識するようになると同時に、将来について考える機会が増えた。
どんな仕事をすべきなのか、自分は何をしたいのか、何ができるのか……こんな漠然とした不安を抱えることも多くなった。

そこで今回、人生の“先輩たち”にヒントを求めてみることにした。
一人で悶々と考えていても、答えは出なそうだと感じたからだ。

人生の先輩たちは、どのように自分の生き方を選んで、どのように人生を送ってきたのだろうか？

取材を通し、世の中のリアルな声を聞いてみたいと思った。

小樽運河に集う人々に「人生観」を聞いてみることに

「小樽運河」を取材場所として選んだ。
ここは、キラキラと輝く美しい運河を求め、老若男女問わず、様々な人が集まるからだ。運河沿いで出会った人たちに声をかけてみることにした。

CASE：「自然を愛するあまり、“植木鉢”になりきる男性」の人生観

ぽかぽか。今日は秋晴れで天気がいいなぁと思いながら、運河沿いを歩いていると、ポツンと置かれた植木鉢が視界の隅に映った。

そのままスルーしようとしたが、突然、その植木鉢がぬっと立ち上がった！
さらに、行き交う人々に向けて、手を振ったり喋ったりしているではないか！