2023.12.09

深める

夫が突然倒れ、帰らぬ人に...…創業77年「室蘭やきとり」の老舗を支える女性二人の物語

HBCテレビ「今日ドキッ!」より、選りすぐりの情報をお届けします。

***

新しいお店が次から次へとオープンする一方、長く続いているお店があります。 北海道で50年以上続くお店にスポットをあて、愛されている理由を探るコーナー「ザ・ロングセラー愛されるにはワケがある」。

今回は、室蘭やきとりの老舗に注目しました。

創業77年の老舗やきとり店に代々伝わる「秘伝のタレ」が、いま受け継がれようとしています。

変わらぬ味を守り続ける2人の女性の物語

室蘭やきとり。
「やきとり」とは言うものの、実際には「鶏肉」ではなく「豚肉」。
そして、「長ネギ」の代わりに豚肉と相性の良い「玉ねぎ」を使い、甘みのある“たれ”と洋がらしでいただくのが室蘭やきとりの特徴です。

室蘭やきとりが誕生したのは昭和の初め。

当時日本は戦争による食料増産と、軍用靴の製造に必要な豚皮を確保するため、養豚が奨励されていました。
鶏肉よりも安価だった豚肉のやきとりは、室蘭の製鉄所で働く労働者たちの胃袋を満たす、欠かせないソウルフードとなっていったのです。

かつて、室蘭一の賑わいをみせた中央町に、室蘭やきとりの老舗があります。
昭和21年創業の「吉田屋」です。

やきとり吉田屋

住所:室蘭市中央町2
電話:0143‐23-2948
営業:午後5時~午後11時
定休日:日曜

創業77年の味を守るのは、三代目を務める、吉田静枝さん。
77歳になった今も、店に立ち続けています。
愛され続けるロングセラーは、秘伝のタレを代々守り続ける吉田屋の室蘭やきとりです。

静枝さんの1日は、午前中の仕込みから始まります。 豚バラ肉を切りそろえ、「串打ち」していきます。
そして、創業当時から受け継がれてきたのが、“タレ”。

レシピは門外不出。 でも、そのおいしさの秘密をちょっとだけ教えてもらいました。

今日ドキッ!

HBCテレビにて毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中。みなさんと一緒に毎日のドキドキを探しに行きます!最新のニュースや天気、スポーツ情報など丸ごと「北海道」にこだわる情報報道番組です。

https://www.hbc.co.jp/tv/doki/

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • twitter
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • twitter