2023.11.09

育む

性徴は成長!小中学生の「性の情報量」に向き合うには…「禁止しない」がポイントに【ママ保育士の性教育コラム③】

「性」を特別視しない、意外な方法も

生理用品を普通にトイレにオープンに置く、というのはそれほどめずらしいことではないのかなと思います。

あるご家庭では、トイレの生理用品の隣に「コンドーム」を置いておくようにしたのだそう。

もちろん、親も必要ならそこから持っていく。

自慰行為に使うのでもセックスに使うのでも、だれでも自由にとっていけるようにしたのだといいます。

一例ではありますが、それくらい自然に受け止められるというのもいいことですね。

それから、よく相談を受けるのが、「母親から男の子には性教育がしづらい」というお話。

「実体験ではないから話しづらい…」などは、あまり気にするべきではないと私は思います。

男の子だから、女の子だから、と気にする必要もないし、それぞれの性の話を個別にすることもなく、一緒にいる場で説明するのがいいと思います。

もちろん同じように配偶者が性教育に向き合ってくれればいいですが、それがもしなくても性教育自体は自分一人でも十分できます。

それもやはりポイントはなるべく早く始めること。

異性の子どもに対しては特に、抵抗やてれが出る前から少しずつ伝えていきましょう。

スマホ・SNSと子どもの付き合い方

スマホを持たせるようになったら、よくいわれることですが、ルール作りはしっかりしましょう。

我が家の例をお伝えしますね。

まずは前提として、私は子どもたちの携帯を見ます!

知らない人とSNSでつながらないことはもちろんですし、誰かとつながるときは「この人とつながったよ」と特に最初のうちは断りをいれてもらっています。

そもそも、親世代の私たちは産まれたときには携帯はありませんでしたよね。

でも、今の子どもたちは産まれたときから当たり前のように携帯がある。

「かわいいね~」とスマホを向けられて生きてきたわけです。

だけど、当たり前すぎるからこそ、実は使い方って習っていないんですよね。

なので約束づくりがとても大切。

禁止事項をたくさん作るのではなくて、一緒に話し合いながら決めましょうね。

何分使う、とか動画はどれくらいまで見ていいかとか…

あとは我が家では、必ずリビングで使うように決めています。

ずっと部屋でやっていると、目につきにくいというのもありますし、生活にもメリハリがつきにくいですから。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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