2023.10.27

深める

元TOKIO山口達也さん「ブラックアウトをしないと1日が終わらない」“依存”の理由に向き合い、語ったこと

自分でも気づかずに苦しんでいた

「私の場合は、もう自分の力ではどうすることもできなくなった。助けてくださいと手を挙げたんです」

バイク事故の後、初めて誰かに助けを求める気持ちになったと明かしました。

このとき、山口さんは48歳。飲み方がおかしくなったのは36歳ぐらいということで、10年ぐらいは、自分でも気づかずに苦しんでいたことになります。

そこで断酒を決意し、2020年11月に依存症の専門病院に入院し、3か月ほどの治療プログラムを受けて退院しました。

「すべての始まりは、不安なんです」
 
山口さんは、酒に依存するようになったきっかけについて、自分の存在に対する「不安」があったと説明します。
人気レギュラー番組に出演し、順調に芸能活動をしているように見えましたが、山口さんは心の奥底で自分の立ち位置に不安を抱えていました。

「この仕事、あの人のほうが合っているんじゃないかとか、仕事でほめてもらっても、俺じゃない人のほうが…とか、そういう感覚が入り始め、不安がどんどん大きくなって、人と比べるようになったのが、依存症の始まり」

山口さんはそう話し、他人と自分を比べ出したことから不安がどんどん大きくなったと振り返ります。

山口さんは、専門病院で治療プログラムを受けた後、退院。
その後、参加した自助グループでは、さまざまなことに気付かされたと話します。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • twitter
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • twitter